この日は、二人の子供さんのいるお母さんと読書会を持ちました。
11時30分より、テキスト『聖書が語る妻と家庭』 p10~17を用いてまず1章ごとに朗読し、それぞれに与えられた思いや示しを告白する時間を持ちました。
自分が愛情深く育てられたこと、しかしその中にあっても、心の中で時折持つさみしさや傷、その傷を正直に伝えられない、自分の人への恐れや遠慮、そのようなものについて告白をし合いました。成人した後でも、自分の思いを他人(特に親)に正直に伝えることは勇気が必要であるが、聖書のみことばにより力を受け、少しずつ話せるようになったとの告白を聞くことができ、感謝のひと時でした。
人にどう思われるか、人からの評価を誰しも少しは気に掛けるものですが、気にしすぎるのは、自分を自分で認められない、自分を尊い存在であると認められないということです。テキストにも載っている、聖書のイザヤ書からのみことばがあります。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。 わたしはあなたを愛している。」
イザヤ43:4 このみことばは、浜松ホーリネス教会が神様によって掲げているみことばです。 また、テキストの内容の一部と、みことばを紹介します。
『 7.聖書的な自尊心』
過去は、単に過ぎ去った出来事ではありません。その過去は、葬ったとしても解決されません。過去は、現在のあなたの生活に何らかの形で常に影響を与えています。過去の体験の記憶や感情は脳裏に残っているので、現在のあらゆる人間関係や家族関係にも、無意識ながらも影響を与えているのです。しかし、過去に形成された否定的な自尊心は、神様に喜ばれるものではありません。(スタッフ加筆:否定的な自尊心が自分に湧いてきても、それは過去の経験が無意識に影響しているからであり、自分のせいではありません。そのことで自分を責めることは良くないです。聖書では、このように自分を低い存在と見なしたりすることを「罪」といいますが、それは先ほどのイザヤのみことばのように、神様は私たち(私)を尊いとおっしゃっているのに、そのことを認めないことからきます。)
神様は、あなたを高価で尊い存在だと言っておられます(イザ43:4)。この真理のみことばを、あなたに与えられた個人的なメッセージとして受け入れてください。それが信仰の始まりです。(中略)あなたは何かの偶然で生まれたのではありません。あなたは神様のご計画により、尊く創造された美しい存在、美しい娘なのです。次のみことばを大きな声で宣言するように読んでみましょう。
「それはあなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられたからです。私は感謝します。あなたは私に、奇しいことをなさって恐ろしいほどです。わたしのたましいは、それをよく知っています。私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書きしるされました。私のために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。」(詩篇139:13~16)』(テキストp16~17)
美味しい昼食の後は、子供さんのお世話をスタッフ交代でしつつ、楽しい会話のひと時となりました。お子さんのお世話をさせていただけるのも感謝の時であり、喜びです。
0コメント