人々はみな、食べて満腹した。そして、パン切れを十二のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。マルコ6:42,43
きょうは、主がなされた「5つのパンと2匹の魚」の奇跡を通して3つのことをご紹介しましょう。
まず第一に、私たちは概して自分で何とかしようと考える愚かな面があるものです。イエス様は、郷里伝道を終えたのち、弟子たちとともに再びカペナウムに戻られたようです。そして、疲れたであろう弟子たちを気遣い、彼らに静まるときを持たせようとしたのですが、イエスさまの不思議な御力で助けてほしいと願う人々が大勢押し寄せたため、それが出来なくなりました。人々の数は男の人だけで5千人。女性や子どもをいれたら、おそらく1万人くらいいたことでしょう。すでに夕刻に近かったようです。弟子たちは夕刻が近づいていたため、人々を解散させ、近くの村で各自が食事を買って食べたらよいと考えていました。ところが、イエスさまは、「あなたがたで、あの人たちに、何か食べさせて上げなさい。」と言われたのです。弟子たちは驚き、慌(あわて)たことでしょう。そして、とっさに頭の中で計算したことでしょう。「今から村へ行って、250デナリでパンを買って、人びとに食事をさせなさいとでも、主は言われるのでしょうか。」 わたしたちも、何か突然に起こる出来事を前にするとき、まず、自分の頭の中で「どうしようか」と考えないでしょうか。そして、「どうすればいいんだ」と、頭の中で必死に問題解決を図ろうとしないでしょうか。わたしたちは突然の出来事について驚き、心配し、悩むとき、自分で何とかしようと考えてしまいます。しかし、大切なことは、心配や悩みの解決をまずイエスさまのところに持っていくことなのです。
第二に、イエスさまは弟子たち対して、今、手元にあるものを持って来させました。5つのパンと2匹の魚です。主は、今、手元にあるものを感謝し、祝福の祈りをささげ、それを幾倍にも増やしてくださるお方なのです。イエスさまは感謝し祝福してパンと魚を割かれました。すると不思議にも、主が割かれても割かれても、パンと魚は尽きることがありませんでした。そして、すべての人が食べて満腹しても、なお、パンと魚はあり余っていたのです。
皆さん、イエスさまは、今あなたの手元にあるもの、それがどんなにわずかで少ないものであったとしても、それを主のところに持っていくとき、主は祝福して幾倍にも増し加えてくださるお方なのです。イエスさまを信頼して、主に委ね、今あなたの手元にあるものが、わずかであったとしても、それを主のところに持って参りましょう。
そうするならば、第三に、イエスさまから、あふれ出る恵みと祝福が、どれほど豊かであり余るものであるかが分かるでしょう。なんと、「5つのパンと2匹の魚」の奇跡によって、なおも余ったパンと魚は12のカゴにいっぱいになりました。あなたも、主の救いを信じて、主から(あふれ出る)あり余るほどの恵みと祝福で満たしていただきましょう。
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