主はよみがえりまたいのちです

「イエスは言われた。『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』」ヨハネ11章25節

 イエス様の足に非常に高価なの香油を注ぎ、自分の髪の毛で塗ったマリアと、そのお姉さんであるマルタは、よくイエス様と親しい交わりがありました。弟であるラザロもイエス様に愛されていました。

 ある日、ラザロがひどい病気になってしまいました。イエス様が近くにおられなかったので、マリアとマルタは使いを送ってイエス様にそのことを伝えました。ところが、なんとイエス様はその知らせを聞いても、すぐにはラザロの家に向かいませんでした。

 イエス様と弟子たちがようやくベタニヤのに到着した時、ラザロは既に死んで4日が経過していました。ユダヤ地方は温暖な気候だったため、ラザロの死体は既に傷んでいるはずでした。悲しみのあまり、マルタとマリアはイエス様にこう言いました。「主よ、もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。」しかし、イエス様はこのようにお答えになりました。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。」(ヨハネ11:25-26)

 そして、イエス様はラザロが葬られた墓の前に立って石を取り除けるように命じ、ラザロを呼びました。「ラザロよ、出て来なさい。」すると、ラザロは布切れで包まれたまま墓から出てきたのです!

 よみがえりであるイエス様の仰る通り、4日間も死んでいたラザロを生き返らせました。実は、ラザロに起こしたその奇跡の後間もなく、イエス様ご自身は全人類を救うために十字架にかけられました。しかし、事前に弟子たちに予告した通り、イエス様は三日目によみがえりました! というのは、ラザロの奇跡を通して、イエス様が天の父なる神様によってよみがえる力があるということを、その奇跡を目撃した人々だけでなく、この出来事を聞いた一人ひとりに伝えたかったのです。ただし、ラザロの肉体がもう一度死んだのと違って、よみがえったイエス様は父なる神様がおられるところに戻り、永遠に生きておられます。イエス様はご自身がよみがえりであり、いのちであることを証明したのです!

 一方、ラザロのできごとを通して、イエス様は自分の意志まま行動していたのではなく、完全に父なる神様の御旨に聞き従うのです。それなので、愛していたラザロが病気になったことがわかっても、父なる神様の御心にかなう時間になるまで待っていました。そして、ラザロを蘇らせたことを通して、神様に栄光を帰しました。

「そこで、マリアのところにいて、イエス様がなさったことを見た多くのユダヤ人が、イエスを信じた。」ヨハネ11章45節

アグネス インターン生