主よ。あなたがもし、不義に目を留められるなら、主よ、だれが御前に立ちえましょう。しかし、あなたが赦してくださるからこそあなたは人に恐れられます。私は主を待ち望みます。詩篇130:3~5
ここには、人が試練の中でも、ぶれないでしっかりと自分を保つために必要な3つの人生観が証しされています。
第一に、ぶれない生き方の秘訣は「神の御前に生きるということ」です。人間を創造された神様を除外した場合、人が自分の価値を推し量る物差しは概ね、次の三つだと思います。まず、人からの承認です。自分の価値は他人から評価されることで決まるという考えです。次に来る物差しは自分の価値は自分の行いで決まるという考えです。この考えの人が持つのは完全主義です。自分の価値は自分のおこなう実績で決まると考えるので全てにおいてパーフェクトでないといけません。三番目の物差しは、自分の思い通りに事が進まなければ、自分には価値がないとする考えです。このような信念を持っている人は、事が上手く進まないとすぐに精神的に立ち往生します。これら三つの考えは、自分の存在価値の土台を他人の承認の上に置くか、自分の行動に置くか、自分の思い通りに事が運ぶかどうかに置くかという考えです。そして、三つとも不十分な土台なんですね。自分の価値はどこに置いたらいいのでしょうか。それは、自分を造ってくださった創造主の上に置くことなのです。神が私を貴いものに造ってくださったゆえに、私は価値があると承認できるからです。そして、これが神の御前に生きる、ということなのです。
第二に、ぶれない人生の秘訣は「神を赦しの神として信じること」です。私たちは神様の作品です。しかし、作者を離れて自分本位に生きてきたのではないでしょう。本物の神を無視して偽りの神々を拝んで生きてきたのではないでしょうか。しかし、神様は私たちの罪に目を留めるのではなく、赦してくださる神なのです。そして赦してくださる神だからこそ、人は神を畏れるわけです。赦された人が畏れを感じるのはなぜでしょうか。それは、罪ある人が赦されるために神がしてくださった償いが、あまりにも恐るべき償いであったからです。神はご自分の独り子イエス・キリストを私たちの身代わりに裁いて下さったのです。
第三に、ぶれない生き方の秘訣は、「神の答えは未来において準備されていると信じるということ」です。 私は主を待ち望みます、と先ほどの詩篇のみ言葉の作者は言いました。私たちのために死んでくださったイエス・キリストは死後三日目に復活し、四十日間弟子たちに現われ、その後に天に昇って行かれました。しかし、またこの世界に来られるのです。これをキリストの再臨と言います。キリストが再び来てくださる時、本物のクリスチャンは皆一人残らず天に引き上げられます。それが、聖書が繰り返し繰り返し語る、未来において準備されている約束なのです。 どうぞ、あなたも、あなたのために死んでよみがえり、そして、あなたを迎えたいと願っておられるキリストをぜひ信じていただきたいと思います。
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